歯磨きを見直そう

歯磨きで汚れを除去
食べ物や飲み物に含まれる色素は歯の表面だけでなく、歯と歯の間や裏側にも付着します。
角度によっては影が現れるような場所に色素が沈着すると、より色が濃く見えてしまいます。
そういった細かなところに付いた汚れを落とすには、ブラッシングによる歯磨きが一番効果的です。
全体をきれいにすることも大切ですが、細かいところまで汚れを落とそうとする場合は、歯の1本1本を磨き上げるような磨き方を心がけるようにしましょう。
狭い隙間などまでブラシを届かせるためには、鉛筆を持つ要領で握ると使いやすいです。
また、ブラシの毛は歯に直角に当てるように心がけると汚れを落としやすいです。
歯の表側を磨く際は横に、裏側は縦に使って、細かく上下左右に動かします。
また、ブラシは使っていると毛先がヘタッてしまったり、雑菌が繁殖しやすくなりますので、月に1回を目安に交換するようにしましょう。
着色が目立ちやすい歯と歯の間
着色汚れが付きやすいことと隣の歯の影が出来たりするので、歯と歯の間は着色が目立ちやすいです。
歯ブラシで汚れを落とすことも出来ますが、よりしっかり落とすためには歯間ブラシやフロスを併用すると効率的です。
使用する際には歯の隙間にフロスを通し、汚れをかきだして終わりという方が大半かもしれませんが、そこで一工夫すると除去効率がアップします。
それは、隙間に通すだけでなくその左右に接した歯の側面も磨くようにこすってから抜くようにする方法です。
歯の間を磨くだけの方法に比べると時間はかかりますが、効率よく歯をクリーニングすることができます。
着色汚れだけでなく、もちろん歯垢の除去にも効果を発揮しますから、歯を美しく保つだけでなく、歯周病や虫歯の予防にも効果を発揮します。